多様化するニーズにICTで対応

高齢化の進展を背景に介護保険外サービスのニーズは高まりを見せています。
今後、団塊世代の高齢化などに伴い、利用ニーズの多様化が進むものと考えております。
私たちは、このような背景のある現在において、医療・介護分野での業務効率化を実現すべくICTの適用を目指しております。
アドバイザーとして、医師、病院経営者、大学講師の方々の協力を得て、

業務上必要と考えられる5つのポイント
●本来の業務 ●作業効率 ●業務改善 ●原価改善 ●実態把握

をキーとして、新しい医療・介護におけるシステム開発を進めております。

G空間社会(地理空間情報高度利用社会)

近年、私たちは、地下および高層ビルなどの屋内空間における活動時間が一般的かつ最も長時間に渡っておりますが、その屋内空間での活動に関し情報化が整備されていないという実情があります。

移動における適用
カーナビゲーションのように、歩行空間において、例えば、自宅から地下鉄を使ってショッピンングセンター内の目的地まで行くためのルート検索やナビゲーションを、屋内・屋外を問わず行うことが可能な技術の研究に取り組んでおります。

位置に紐づいた情報の提供
ショッピングモールや立体駐車場など、近年の施設は広い屋内空間内を移動することが多くなってきています。このような施設内で、今いる場所や行きたい場所へのルート案内や、各店舗の情報通知(例えばバーゲン情報)等、利用者アシストやマーケティング分野での利用を想定したLBS(Location Based Service)が可能な環境整備を進めております。

災害等での適用
火災や浸水等を想定した避難計画策定における人や流入水の動きの検討、携帯電話等による緊急通報時の発信者の位置情報に基づく支援など、防災等に関わり、的確で迅速な対応のために不可欠な技術と考えております。